シンガポールのフィンテック企業がICO支援センターを設立

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1日、シンガポールのフィンテック企業「PLMP Fintech社(以下、PLMP)」が、ICO支援センターを設立した。

 

アメリカ、スイスに次ぎ世界3位のICO(Initial Coin Offering)マーケットを誇るシンガポールだが、資金調達手段としてICOを積極的に導入する地場中小企業は少ないのが現状だ。

これに対し、PLMPはシンガポールのICOマーケットをより活性化させることを目指し、支援センターの設立に踏み切った。

 

共同設立者であるピーター・リム(Peter Lim)氏によると、ICOで仮想通貨を発行する側だけでなく、仮想通貨を購入する側へのサポートも提供する。両者に必要な情報を提供することで、シンガポールのICOマーケットをより活性化させていきたいとしている。

個別コンサルティング以外に、年内にはビットコイン専用のATMを12台設置するほか、ICOのコイン専用ウォレット、マイニングのマシン(mining rig)を1000台以上保管できるスペースも提供する予定だ。