FRB金利引上げ決定、ドル高リンギット安を記録

  • 2017.06.16
クアラルンプールのニュースを配信

米国の連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board:以後FRB)が金利引き上げを発表したことにより、6月16日金曜日の取引開始とともに、リンギットが米ドルに対し弱まり、その後米ドルは小幅の上下を続けている。

午前9時には、1米ドルに対するリンギットは前日の4.2650から4.2770リンギットとなった。

イエレンFRB議長の発言を受けて、米ドルは小幅な上下を繰り返しているが、ドル指数は7カ月連続安値となったとFXTM リサーチアナリストである Lukman Otunugaは述べた。

今年2回目の基準金利引き上げとなる。

リンギットは、円を除く、他の通貨と無難に取引が行われた。

対イギリスポンドは木曜日の5.4174から5.4617リンギット、ユーロに対しては4.7597から4.7693リンギットとなった。

シンガポールドルに対しては、3.0861から3.0928リンギットにやや上がっているが、対円では3.8847から3.8514リンギットに小幅に上昇した。

情報:THE STAR