マレーシア税関当局60品目へのGST課税取り止め

  • 2017.06.20
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税関局(Royal Malaysian Customs Department)は、7月1日から予定していた60種類の食料品に対するGST課税をとりやめると発表した。

財務省に確認をした上でゼロ税率の品目リストからこれらの品目を除く条項を無効化した。

対象品目は、ウナギ、カジキ、トウモロコシ、冷凍野菜、輸入果物(アボガド、アプリコット、葡萄、桃、さくらんぼ、プラム等)及びマーガリンである。

今回の取りやめの理由については、言及されていない。

公示後、地場メディアはゼロ税率の品目リスト上の60種類の食品が、GST課税対象になると報道していた。

司法長官室のホームページによると、ジョハリアブドゥールガーニ(Datuk Seri Johari Abdul Ghani)第2財務大臣は6月6日にGST追加課税品目について公示し、その後議会で発表する予定だったとしている。

 

情報:THE EDGE MARKET