東京:日本政府は、中国と南シナ海の領有権を争うマレーシアとの連携を強めるべく、中古哨戒機を無償で提供する見込みである。
中国による著しい海洋進出を懸念し、同二か国は、防衛上の協力を深めている。防衛装備庁幹部によるとクアラルンプールからの要請で、P-3C 哨戒機を引き渡すことになるが、何機かは不明としている。現在国会で審議中の防衛省設置法改正案が成立すれば、日本は他国に防衛装備品を無償で供与できるようになる。改正案が成立すれば、マレーシアが最初の事例となる。
情報:THE STRAITS TIMES