エアアジア機内販売にフィンテック導入予定

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AirAsia Bhd(エアアジア)は、マレーシア中央銀行からの許可を取得した後、3カ月以内に機内販売にフィナンシャルテクノロジープログラム(フィンテック*)を導入するという。同航空会社の利用客は6千万人としている。

エアアジアグループ最高責任者であるトニーフェルナンデスによれば、フィナンシャルテクノロジープログラムをThe Bigと名付け、銀行及び金融サービスも行うことができると述べた。

エアアジアはデジタル・キャシュレスソリューション提供を掲げ、今年1月3日にシンガポールを本拠地とするBIG PAY Pte Ltdの株式83.3%取得しており、フィンテックの領域に近づいた。

フィンテックは、2021年までに1億人の搭乗客の獲得を目指すエアアジアの購買プロセスを緩和する。また、発券されたチケットの25%はオンラインで購入されているという。

AirAsiaはマスターカードと提携して、マルチ通貨ウォレット機能を選択できるBIG Prepaid MasterCardを発行。同航空会社を頻繁に利用する顧客のロイヤリティカードとして使用されている。

 

*フィンテックとは、金融と技術を組み合わせた造語であり、技術力により新たな金融サービスを考案し、提供すること。

情報:THE EDGE MARKETより一部抜粋し翻訳。