阪急阪神不動産、マレーシアの住宅事業に参入

不動産

阪急阪神不動産(本社大阪府)は、4月9日、マレーシアのマンション分譲事業に参画することを明らかにした。現地ディベロッパーIreka Corporation(イレカ・コーポレーション)が、クアラルンプール市の南に位置するネグリスンビラン州二ライに計画している住宅事業に出資する。

総戸数は約850戸、総事事業は約3億4100万リンギット(約96億円)、事業比率は、阪急阪神不動産45%、イレカ社55%である。

 

同プロジェクトは阪急阪神不動産にとってマレーシアにおける初の住宅事業であり、ベトナム・タイ・フィリピン・インドネシアに続く5カ国目の海外進出となる。

Ireka Corporationは、クアラルンプールの高級住宅街モントキアラを中心に住宅開発を行ってきており、クアラルンプールの郊外エリアでも住宅開発に取り組んでいる。

 

阪急阪神不動産が日本で培ってきたノウハウを融合し、高い経済成長や人口増加が続き今後も底堅い住宅需要が見込めるマレーシアにおいて、質の高い住まいを提供していきたいとしている。