2020年までに家具の輸出120億リンギット目指す

  • 2017.07.03
クアラルンプールのニュースを配信

7月1日よりマレーシアからのラバーウッド(ゴムの木)の輸出が禁止となった。マレーシアの家具の輸出額は2016年で95憶3000リンギットを記録。2015年の91憶4000リンギットから4.2%上昇しているとマレーシアのメディアNSTは伝えた。

マレーシアは家具の輸出において世界第8位である。今年の第一四半期には20億リンギットを遂げ、前年比で6.3%増加。2020年までに家具の輸出総額120億リンギットを達成することを目指す。

政府は、国内の家具製造会社と製材業者の需要と供給のバランスをみながら、時折ゴムの木の輸出を禁止してきた。昨年の国内の製材業者による中国とベトナムへのゴムの木材の輸出は3億リンギットとなる。

ゴムの木は小規模農家によって植樹されており、ゴムの木はゴム製品用に樹液を採取した後、樹齢25年超過した樹木は、材木として伐採され、採取量の多い品種に植えかえられる。

材木は、フローリング、パネル材、及び家具に使用されるという。