世界銀行、マレーシア経済成長予測を4.9%上方修正

  • 2017.06.14
クアラルンプールのニュースを配信

世界銀行は、2017年第一四半期の顕著な成長により、マレーシアの経済成長率の見通しが明るいとしている。

マレーシアの成長率の見通しは現行の4.3〜4.8%から4.9%に上方修正された。

個人消費が主に成長を牽引しており、新規及び既存の事業の展開で個人投資も増加している。2017年も財政再建は続く。

また、アメリカの税制刺激策、貿易政策、貿易保護主義への脅威、及び、世界商品価格の変動等の外的な要因が、マレーシアの経済成長に影響を与えるとしている。

マレーシアの経済発展にはビッグデータが密接に関与してくる。マレーシアが2020年までに高所得国家入りを目指す上で、データの流通を円滑化し、品質を向上させる事が鍵となる。これにより民間及び教育機関による研究の生産性がさらに高まり、公共サービスの効率化が図れるという。

2015年、マレーシアは、オープンデータ及び政府関連のデータの公共化のランキングで、51位であった。これは東南アジア地域及び先進国よりも、低い結果である。

高所得経済を支えるデータエコシステムには、オープンデータの向上が要される。

マレーシアが高所得国家入りを遂げるには、統合システムの構築、統計的生産のバリューチェーンの形成、及び、データ収集にかかるコストの削減が要される。マレーシアの研究分野の生産性を上げるには、質の良い、より詳細なデータが必要となる。