「ジョホール・バルの歓喜」を記念したギャラリーが完成

ラーキンスタジアム

1997年、日本サッカーチームがFIFAワールドカップ初出場を決めたのは、マレーシア、ジョホール州のラーキンスタジアムでの試合だった。

20年前のこの試合は「ジョホール・バルの歓喜」として、現在も日本人サッカーファンの記憶に残っており、未だに会場となったラーキンスタジアムを訪れるファンもいる。

 

その「ジョホール・バルの歓喜」から20周年を迎える今年、試合が行われたラーキンスタジアムに、記念ギャラリー「Johor Japan Football Gallery」が完成した。

このプロジェクトを手掛けたのは、スポーツや歴史、文化を通じて、日本とジョホールの交流を促進する事を目的に設立された「ジャパン・ジョホール友好協会(JJFA)」である。

日本サッカー協会と、ラーキンスタジアムをホームグラウンドとするマレーシア・スーパーリーグで四連覇を達成した地元サッカーチーム、Johor Darul Ta'zim(ジョホール・ダルル・タクジムFC、JDT)もこのプロジェクトに協力している。

 

ギャラリーには、日本サッカーと、ジョホール・ダルル・タクジムFCの歴史に関する写真やニュース記事などが展示されている。

完成記念式典は1月20日に開催され、一般公開は2月を予定している。