CITIリサーチ、1ドル=4リンギットに近づくと予測

  • 2017.06.05
クアラルンプールのニュースを配信

シティ・リサーチ(CITIBANKの調査部門)は、1ドルに対しリンギットが3.5リンギを下回る可能性があるなかで、1ドルあたり4リンギットに近づくと発表した。

また、固定投資と消費の需要の高まりにより、第一四半期の国内総生産(GDP)が増加したことで、2017年度と2018年度の国内総生産(GDP)の予想を、4.5%から5.2%に引き上げた。

マレーシア国立銀行が予想している成長率を上回り、2017年後半または2018年初頭には、産出量ギャップがプラス(インフレ)になり、金利引き上げを促す可能性があるとシティ・リサーチのエコノミストは指摘した。

一方、ベルナマ(マレーシアの通信社)によれば、リンギットの買いが進み、米ドルに対して前日より高い値でリンギットが終息したとディーラーが述べているとした。

先週木曜日の午後6時には、1ドルに対しリンギットはRM4.2860 / 4,2900を終値とし、1ユニット当たりRM4.2790 / 4.2820で取引された。

昨日の米国非農業部門雇用者数(Non-farm Payroll)の公開を前にして、投資家らが主要な取引を控えたため、リンギットが地域通貨と共に、勢いを回復し始めたとディーラーは述べた。

この統計で良好なデータ結果がでた場合、米国の金利引き上げが肯定的になり、アジア通貨が後退する可能性が高くなるであろうと付け加えた。

ロイター通信は、5月に米国の雇用の伸びが堅調に推移したことを受けて、経済活動が加速し、賃金上昇ペースの低迷にもかかわらず、事実上、今月の金利が上昇する機運が高まっていることを示した。

昨日米労働省は、連邦準備理事会(FRB)の6月13日と14日に開催される政策会議の2週間前に、厳しい雇用統計を発表した。

主要通貨のバスケットでは、RM5.5037/5105からRM5.5062/5.5105に下落した対ポンドを除いて、リンギットは高値で取引された。

対シンガポールドルではRM3.0948 /3. 0988からRM3.0873 / 3.0901に推移し、円に対してもRM3.8585 /3. 8628からRM3.8380 /3. 8417にリンギットは上昇した。

また、ユーロに対してはRM4.8153 / 4.8202からRM4.8015 / 4.8053となった。