大きな窓に囲まれた楕円形のコンドミニアム ー Oval
今回ご紹介するのは、Oval(オーバル、楕円形)という名前のユニークな形のコンドミニアム。
PETRONAS Twin Towersまで約200mのクアラルンプールの都心にある。
壁がカーブを描く楕円形のユニット
まずは見取り図をご覧いただきたい。
細長い楕円形の繭(まゆ)のような形が1ユニットという非常にユニークなデザインだ。
これが標準サイズのユニット「Sky Villa(スカイヴィラ)」で、各階に2ユニット配置されている。
外側は天井から床までガラス張りで、どの部屋も大きな窓があるため開放感は抜群。
特に、繭の両端にあたる部屋は、緩やかなカーブを描く窓ガラスが広がり、眺めが素晴らしい。
40階建てのタワーが二つあり、両棟共、33階以上の高層階はペントハウス「Mansionary Villa(マンショナリーヴィラ)」になっている。
ペントハウスは1フロアに1ユニットしかないので、360度すべてを大きな窓ガラスに囲まれていることになる。高層階なので眺めも抜群だ。
Ovalの2棟のビル見上げると、うねうねとしたカーブがおもしろい。
敷地内には植物も多く、都心とは思えない雰囲気だ。
エントランスを入ってすぐのロビーも丸みを帯びたモチーフを多用。
タイルもシャンデリアも円を使った丸味のあるデザインだ。
エレベータは各棟2機。
各階2ユニットしかないので、玄関前のエレベーターロビーを利用するのは自分と家族だけ。まさにプライベートロビーである。
天井から床まで窓の明るい家
玄関を入ると、ユニットのほぼ半分を占めるリビングダイニングが広がる。
窓が広いので、とにかく明るく、開放感がある。
ダイニングの奥にはカウンターバー、その横には大きめのキッチンがある。
ハイライトは、楕円形の先っぽにあたる応接間だ。
窓の外には、PETRONAS Twin TowersとKLタワー。
応接間の外にはカーブを描いたバルコニーがあり、夜景も素晴らしい。
ツインタワーの横には間もなくオープンするフォーシーズンズホテルも見える。
眺めのいいベッドルームとバスルーム
リビングダイニングから続く通路沿いには、3つのベッドルームがある。
真ん中のこの部屋は、子ども用にちょうどよさそうだ。
各部屋にトイレとシャワーもある。
楕円形の端に当たる場所がマスタールームになっており、広々としたバスルーム付き。
これが、楕円形の端のベッドルームからの眺め。
高層階のユニットなら、夜はカーテンを開けて夜景を楽しむのもよさそうだ。
緑に囲まれたプールとフィットネスジム
共有設備は、1stフロアにある。
ビーチチェアーがいくつも並ぶプールは、リゾート感満載。
手入れの行き届いたグリーンもいい感じだ。
プールのすぐ横にはフィットネスジム。
ランニングマシン、サイクリングマシンのほか、トレーニング用マシンの種類はなかなか豊富。
ヨガボールなども用意されている。
プールサイドには、サウナ、スチームルーム、シャワー、そして子ども用の小さなプレイグラウンドがあり、中央にはお母さん達が座っておしゃべりを楽しめそうな場所もある。
数年後にはすぐ横にMRTの新しい路線の駅がオープンするほか、開発中の金融特区「TRX」もすぐ近く。
Ovalは、まさに、都心の一等地にある「丸いオアシス」といえるだろう。
現在、両タワーのショールームが見学可能。
ディベロッパーから直接購入できるユニットもある。
【物件名】 | Oval Kuala Lumpur(オーバル クアラルンプール) |
【種類】 | コンドミニアム |
【エリア】 | KLCC(クアラルンプール・シティセンター) |
【住所】 | Jalan Binjai, off Lorong Kuda, KLCC, Kuala Lumpur, Malaysia |
【最寄駅】 | Ampang Park駅(LRT) |
【竣工】 | 2009 |
【戸数】 | Sky Villa :124戸 Mansionary Villa: 16戸 |
【フロア数】 | 40 |
【共用設備】 | スイミングプール、フィットネスジム、プレイグラウンド、スチームサウナ、 ドライサウナ |
【サービス】 | 24時間対応のセキュリティサービス |
【管理費】 | RM0.55/平方フィート |
【間取り】 | Sky Villa :3ベッドルーム+1 Mansionary Villa: 5ベッドルーム+1 |
【面積(ft² / ㎡)】 | Sky Villa :3,897平方フィート / 362平方メートル Mansionary Villa: 7,793平方フィート / 724平方メートル |
【参考価格】 | 580万リンギット 〜 |
※掲載内容は2018年5月時点の情報です。