【KL市内観光】バトゥ洞窟 – 日帰りで行ける観光スポットNO.1

バトゥ洞窟

首都クアラルンプールから北に約14Km、272段の階段で有名なヒンドゥー教徒の聖地Batu Caves(バトゥ洞窟)に早起きして行ってきました。

 

 

週末の早朝にもかかわらず、観光客はもとより、地元の信者、エクセサイズする若者で混雑していました。

 

 

足のサイズぎりぎりの幅の階段を運動を兼ねて一気に登ったのですが、最上階には休憩できる場所もなく、切れ切れの息を鎮めようと頭上に迫る鍾乳洞の白い岩肌を見上げると、不規則に垂れ下がる鍾乳石が、ザ・サグラダファミリア(聖家族教会)の生誕のファザードのようにBatu Cavesの入り口を飾っていました。

 

 

洞窟の石灰岩は4億年前に形成されたといわれています。

 

 

読経とベルの音が響く洞窟に入ると、ひんやりとした空気が心地よいのでしばらくたたずんでいると、洞窟の中のヒンズー教寺院に信者が集まり、お供物を僧侶に渡す女性、生まれたばかりの赤ん坊を抱く父親、親戚一同でお祈りに来た人々、誰もが真剣な面持ちで祭壇を前にして、お祈りを始めました。

 

 

洞窟の奥の階段を上ったところにもう一つの寺院があり、洞窟天井の開口部分より、柔らかい光が祭壇を照らしている風景は、とても神秘的でした。

 

 

この洞窟は、19世紀後半に、ピレイというインド系マレー半島生まれの商人が、神聖なる場所として発掘したといわれています。入り口が、パールバディというヒンドゥー教の女神が持っている槍の矛先に似ていることから、ヒンドゥー教の神々を祭るようになったそうです。

 

 

クリストファーノーラン監督の映画バットマンの洞窟を想像して来たのですが、洞窟のある丘のふもとの賑わいはさておき、静けさに満ちた洞窟内部は、少しだけ、近いものがあるかもしれません。

 

 

KLセントラル駅からKTMコミューターで1本、片道20分程ですので、日帰りで行けます。

 

 

 

【店舗名 】 Batu Caves(バトゥ洞窟)
【住所】 Batu Caves, 68100 Batu Caves, Selangor, Malaysia
【電話番号】 603 6189 6284
【営業時間】 AM6:00 - PM9:00
【定休日】 なし
【予算】 なし
【喫煙】 -
【WEBサイト】 http://www.malaysia.travel/en/nl/places/states-of-malaysia/selangor/batu-caves