投資家景気回復を見込むマレーシア

  • 2017.06.29
クアラルンプールのニュースを配信

マレーシア政府上層部からハリウッドまで巻き込んだスキャンダルに関わらず、マレーシアの景気回復を投資家が見込んだ為、マレーシアの株式市場がにわかに活気づいてきた。又、マレーシアのオンラインビジネスニュースTHE EDGE MARKETによれば、マレーシア政府100%出資の国有投資会社1Malaysia Development Bhdをめぐる汚職疑惑(1MDB疑惑)への反感や抗議を予測して、ナジブ首相が政権維持の為、総選挙実施を早める可能性が出てきたという。

今4半期のリンギットは中国ユアンに次ぎ他の通貨を抑えて強く、グローバルファンドは既に主要なマレーシアの優良株を買っている。

1MDB 疑惑で調査が進展する中で、昨年比2ケタの伸びをみせた輸出は、経済をけん引している上に、経済成長は昨年の同第1四半期と比べ、5.6%増えている。

安定した燃料価格とグローバル市場の動向及びマクロなデータに良い兆しがみられるうちは、マレーシア市場は良好とみなしていくとロンドンを拠点とするパイオニア・インベストメント・マネージメントのファンドマネージャーであるアクソイは述べた。

今年に入り、海外投資家によるマレーシア株式の購入は24億8千リンギットを記録しており、東南アジア市場では最大値となる。技術、銀行、建設関連株が急騰した。

韓国のサムソンアセットマネージメントは、選挙前のマレーシア政府による景気刺激策を予測して、マレーシア銀行、不動産、建設関連銘柄を買った。