Transportation in KL
クアラルンプール市内は、朝夕の通勤時間と突然の大雨で道路が浸水した時に、渋滞が生じますが、他の東南アジアの国々より電車が発達していますので、ピークは1時間程です。
2020年にかけて市内を中心に新駅や新線の開業が続く為、今後、渋滞が緩和されることが期待されています。
市内の主要観光名所と主要駅はフリーバスで結ばれています。
以前は、距離が近いと乗車拒否されることがあったタクシーですが、Grab TaxiやUber(タクシー配車専用アプリ)のおかげで、比較的簡単にタクシーを確保することができるようになりました。
【1】タクシー
目的地までダイレクトに移動することができ、便利です。クアラルンプール市内では、メーター制が導入されています。
出勤・帰宅ラッシュ、また、雨の日の渋滞に巻き込まれてしまうと、金額がどんどん上がってしまうので注意が必要です。
基本料金: | RM 3(最初の2kmまで) |
追加分: | 115mごとに 10セン |
夜間料金: | 5割増し(下車時間がPM11 - AM6の場合) |
電話で呼んだ場合: | RM 1からRM 2 程度の追加料金を加算 |
【2】KLモノレール・LRT
KLモノレール・LRTは、Rapid KL(ラピッド KL)という会社が運営している電車です。
クアラルンプール市内の主要な観光スポットに、気軽にアクセスすることができます。時刻表はなく、5分~10分くらいの間隔で運行しています。
駅のチケット販売機でIC入りのTOKEN(コイン型のもの)を購入して、改札にかざして入場し、乗車します。下車駅の改札にある回収口にTOKENを投入し、外に出ます。
新線や新駅がどんどん開業し、電車も非常に綺麗です。空調が非常に効いているので、バス同様に羽織れる上着を持ち歩くことをお勧めします。
【3】KTMコミューター
マレーシア鉄道公社(KTM)が運行している近距離路線です。
大きな駅の窓口や自動販売機で、IC入りのTOKEN(コイン型のもの)を購入して乗車します。改札にTOKENを通すとバーがひらきます。
利用者の間では、KTMは非常に遅れる電車と言われています。日中は各線約30分に1本程の間隔で運行していますが、最悪1時間程待つこともあります。
バツー洞窟などの郊外の観光地へ赴かれる方で、KTMコミューターを利用する場合は、時間にはゆとりを持って行動しましょう。
【4】バス GO KL City Bus
クアラルンプール中心部を走る無料循環バスです。4路線あり、午前6時頃から午後11時頃まで、5分~15分間隔で運行しており、旅行者も利用しやすい交通機関です。紫色の車体がフリー(無料)バスの目印です。
観光客は主に、パープルラインとグリーンラインを使います。この2つの路線を使うと効率よくツインタワー、ブキビンタンとチャイナタウンを回ることができます。
≪パープルライン≫ | チャイナタウンからKL Towerを通って、PAVILION SHOPPING MALL、ブキビンタンを結ぶ路線 |
≪グリーンライン≫ | KLCC・PETRONAS Twin Towersからブキビンタン、水族館を結ぶ路線 |
【 ホームページ💻】 | http://www.gokl.com.my/ |
【5】KL Hop-On Hop-Off
フリーバスよりも、より広範囲をまわる観光バスです。午前9時から午後8時まで、15分~30分おきに運行しています。
24時間チケット(大人:RM 40)を購入し、何度でも乗り降りすることができるというバスです。
48時間チケット(大人:RM 74)もあります。
吹き抜けのバスの2階部分からクアラルンプール市内や観光施設を眺めることができます。PETRONAS Twin Towers、KL Towerやモスク等、背が高い建物が多いので、バス2階から眺めを独占できるのは最高の思い出になるはずです。
チケットは、オンラインや観光バス車内、ホテルで購入することができます。
【運行時間】 | 9:00AM - 8:00PM |
【チケット有効時間】 | 24時間・48時間 |
【料金】 | 24時間チケット:大人RM 40 / 子ども(5歳以上)・学生 RM 19 / 子ども(5歳未満)無料 |
48時間チケット:大人RM 74 / 子ども(5歳以上)・学生 RM 38 / 子ども(5歳未満)無料 | |
【 ホームページ💻】 | www.myhoponhopoff.com |