現地メディアによると、マレーシア国内におけるコールドプレスジュースブランドのパイオニアであるLa Juiceria Superfoods社が、La Juiceriaの豪州、シンガポールへの進出を検討している。
La Juiceriaは、両国からフランチャイズの打診をうけているとされ、現在パートナーやロケーション等選定中である。
女性起業家のアナベル・コマルティナンがKLに移住してまもなく、「忙しい生活の中でも健康的な食生活を」のコンセプトのもと、2013年にKLで創業。2017年現在、国内で17店舗を展開するまでに成長し当地では有名なブランドである。文化・慣習など多様性においてマレーシアと共通点の多いシンガポールへの進出が先行する可能性が高いとされる。
【THE KLの視点】マレーシアでは健康ブームはこれからであり、このコールドプレスジュースも国内での消費はKLを中心としたアッパーミドル層にとどまっている印象もある。しかし、この分野において先を行く豪、星から声がかかった。マレーシア発、ASEAN進出のチャンスを引き寄せた要因は他でもなく、「JAKIMハラル」＝世界で最も審査が厳しく、信頼性が高いとされるマレーシアのハラル認証を取得していたことと言っても過言ではないだろう。
