マレーシアのローカルフード(昼食編)

マレーシアの人にとって食はとても大切な生活の一部です。以前は昼食に2時間も時間を取る文化があったようですが、近年は外資系企業のもと、昼休憩は1時間と欧米文化へと変わってきています。ただ、食を楽しむという文化に変化はありません。どこのお店に行ってもカラフルな料理が並び、バイキングのように自分の好きなものを好きなだけ選ぶことができます。マレーシアの人たちのお昼ご飯についてお伝えします。

 

【1】ママッ

街じゅういたるところにあるこのレストラン。

バイキングのように並べられた料理を好きなように取ることもでますし、メニューをオーダーしてテーブルで待っていることもできます。表記はMamakで、日本語には存在しない子音で単語が終わってしまうので、発音がとても難しいです。

日本人や観光客にとって、マレー語のメニューを見ても理解することができません。長年住んでいる日本人の人でも聞いたこともないメニューがあるくらいで、すべてを把握することは到底できません。そのため、料理がいっぱい置いてあるところで、自分の好きなものをチョイスすることをお勧めします。

まず白ご飯をよそい、魚・チキン・野菜と種類豊富な中から選びます。魚だけでも数種類の料理があり、チキン、野菜を合わせると20種類以上用意されている場合もあります。ベジタリアンのママッもありますので、その場合はすべて野菜というとても健康的なメニューとなります。
選び終わると、そのままテーブルへ。テーブルに座ると料金をメモしてくれます。食べ終わった後にメモをレジまで持って行き、お会計します。
人それぞれ食べたいものも、気分も違ってくるので、毎日違った料理を楽しめることが魅力です。

 

 

【2】マーケット(毎週金曜日)

毎週金曜日はムスリムの人たちは午後からお祈りをします。たくさんの人々がモスクに集まりますので、モスク周辺ではマーケットが開催されます。コーラン用のラジオや服が売られていますが、メインはフードマーケット。

たくさんのお店が出店し、ランチ、飲み物やデザートまですべて揃います。マーケットのお勧めは安さです。ママッより更に安く、10リンギットでお米、チキン、野菜、ジュース、デザートと豪華な食事を用意することができます。

お勧めはジュース。マンゴーやスイカ等のジュースが約2リンギットです。砂糖が入ってますので少し甘め。甘さは調整ができますので、オーダー時にリクエストしましょう。

デザートもカラフルな伝統料理からチョコレートケーキまで。たくさんの種類のデザートは見るだけでも楽しむことができます。通常午後2時まで開催されますが、12時頃がお勧め。人もまばらで、ゆっくり見て楽しむことができます。